ただ塗るだけ!蓄光(夜光)アシストフックの作り方

ショアジギング

ここ最近釣りに行っても4連敗中です。

こんな時には、道具を少し変えてみようと自作のアシストフックに蓄光カスタムを施してみました。

今回紹介するカスタム方法は、「蓄光材を塗るだけ」というシンプルな方法です。
スポンサーリンク

蓄光塗料の塗り方

蓄光塗料としては、サンコー商会 ウラシマ 夜光グリーンを選びました。
この塗料は、保管時に蓄光材が沈殿するタイプです。

塗り方を順に見ていきます。

1. 沈殿した蓄光材の分散

まず、塗料の瓶をフルフルし、溶剤に蓄光材を均一に分散させます。
最初に堅くなった沈殿を解消しておくことで、後の作業がスムーズに進めることができます。

塗料は保管しておくと蓄光材が沈殿した状態になります。
みかんジュースなどと同じで、長期保管された後は沈殿しやすいようです。

 

塗料の瓶を振ります。
中にビー玉?が入っているためカチカチと音がなるのでラムネ瓶を振っている感じです。
蓄光材が分散するとクリーミーな緑色になります。

 

2. 蓄光塗料の塗布

アシストフックの結び目に蓄光塗料を塗布していきます。

まずアシストフックを用意します。(写真は自作のアシストフックです。)

 

塗りやすいようにアシストフックを洗濯バサミ等で固定します。
※器用な人は指でフックを持って塗っても良いですがが、塗料のふたを回したりするときには両手があいている方がやりやすいので、フックは固定しておいたほうが良いです。
もし塗料の瓶が倒れると、家がエイリアンの血で汚れてしまうかもですね。

 

塗料の瓶を数回振って、蓄光材を再度分散させます。
塗料のふたを開けて、ふたに付いた刷毛で結び目部分を塗っていきます。
※重ね塗りをする場合には、乾くたびにこちらの工程を繰り返してください。

 

結び目を満面なく塗布し、10分放置するとほぼ乾燥して完成です。
※重ね塗りをする場合には、この後に再度刷毛で塗料を塗ります。

ちなみに・・・

今回は自作のティンセル付きアシストフックに蓄光塗料を塗りました。
自作アシストフックにも興味のある方はこちらからどうぞ。

セキ糸を使わないティンセル付きアシストフックの自作方法
釣りに行っても釣れない時は、 道具にもっと工夫がいるのでは? と感じる事があります。 みなさんもそう思うときはありますよね? ※もちろん魚がいない場合もあるわけですが・・・ 元々アシストフックは自作しているので、道具を...

 

夜光の効果確認

実際に塗料がどの程度光るのかを確認してみました。

1回塗布(左)と2回塗布(右)のアシストフックをそれぞれ2本用意しました。
2回塗布のほうが結び目がきれいに塗料で覆われています。

 

室内の天井照明を当てている状態から真っ暗にした様子を写真で撮りました。
2回塗布(右)の方が若干光が強いが、大きな差は無さそうです。
「塗料を塗るか/塗らないかの差はとても大きい」ということが分かりました。
塗布回数は、見た目の好みで決めて良さそうですが、時間があるなら2回塗布の方が満足感は高いと思います。

最後に

今回紹介したのは、アシストフックに「蓄光材を塗るだけ」というシンプルなカスタム方法です。

釣り具にひと手間かけると、釣れそうな気がしてきます。
次の釣行で試してみたいと思います。

市販のアシストフックでも自作のアシストフックでも簡単にカスタムできますので、皆さんもぜひ試してみてください。

 

★後日記 蓄光カスタムがカマスに効果ありでした。

ショアジギング_酒匂海岸_20170916
酒匂海岸へ行ってきた。 3連休を直撃する予定の台風が、まだ九州にも上陸していないタイミング。 4:50から7:30までの釣り。潮回りは若潮、下げ潮。 釣行記 真っ暗な中から釣りを開始。...

今回使った塗料

蓄光材としては、こちらの刷毛塗り塗料を選択しました。
ペンタイプよりも厚塗りしたいときにも調整がしやすいのではないかと思います。

材料費

1回あたりの使用量は不明だが、100本分くらいは塗れそうと思います。

目安としては、「1本あたり7円でアシストフックの蓄光カスタムができる」ということになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました