【転倒防止】冷蔵庫・食器棚・本棚の地震対策をしてみた

DIY

「地震が起きた時に危ないから、いつかやろう・・・」
そう思いながら、家具の地震対策をしてきませんでした。

 

が・・・

DIYのネタになるという事もあって、ついに重い腰を上げる事にしました。
今家にある家具の中で、地震で倒れた時に明らかに危ないと思うのは次の3つです。
・冷蔵庫
・自作の食器棚
・自作の本棚

他の家具はそこまで大きくないし重量もないので、仮に転倒したとしても大怪我に至らないと判断して対策しない事にしました。

今回は冷蔵庫・食器棚・本棚地震対策を行ったので、やり方を紹介します。

 

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地震対策の方法

ネットで少し調べてみると良く出てくる地震対策は、「L字金具などで壁面に家具を固定」したり、「つっぱり棒を当てる」というものが多いです。

しかし、両方ともにデメリットがあります。
L字金具で家具を固定すると、掃除やコンセントの抜き差しで家具を動かす必要があるたびにビスの取り外しが必要になるため、固定強度が落ちていく事が予想されます。
また、つっぱり棒を当てるとしても、家の天井がそこまで強くはありません。

「やりたい事は分かるが、ちょっと足りない・・・」と感じてしまいました。

 

そこでもう少し探していると、私の望みを叶えられるDIYをしている人を発見しました。
こちらの方がやっている方法を、基本的には採用させていただく事にしました。

そのやり方とは、アイプレートを用いて家具と壁裏の柱をロープで繋ぐというものです。

地震対策の実施

アイプレートは耐荷重50kgの物を購入しました。

壁裏の柱位置の特定

こちらを壁に取り付けていきますが、壁が石膏ボードなので下地となる柱位置をを探す必要があります。
下地センサーを用いて、壁裏にある柱の両端位置を特定します。

すでに柱の両端位置を特定しテープで目印を付けていますが、柱の両端を探すイメージは下の写真のような感じです。
まず、下地センサーを柱が無い位置(右側から)から左方向へスライドさせます。

 

柱がある位置に来ると下地センサーがアラーム音と光で反応します。この作業を左右から行い、両端位置に印をつけます。
高さを変えて3か所ほど同様の作業をして柱が間違着なくある事を確認出来ていると安心です。

 

アイプレートと柱の固定には、3.8×45(mm)のコーススレッドを用いる事にしました。
見えない柱が割れたりしないように下穴を空けておきます。

 

アイプレートを柱の中心位置に仮止めして、ビス止め位置にマジックで印をつけます。
そしてドリルで下穴を空けていきます。
下の写真は、冷蔵庫用と食器棚用のを固定するためのアイプレート2個分の下穴です。
※ドリルで穴あけした際に削り粉が落ちないように、紙ペラ1枚を受け皿にしています。

 

アイプレートをコーススレッドで固定していきます。
電動ドリルで途中までねじ込んで、最後は手で均等に締め上げていきます。

 

2つのアイプレートを固定するとこのようになります。

 

食器棚にも同様にアイプレートを取り付けます。
板が薄いので、アイプレートの固定には3.5×12(mm)のタッピングネジを用いました。

 

ロープでの固定

冷蔵庫にはロープを取り付ける取っ手部分があるのでそこにロープを通し、壁と冷蔵庫を固定します。ロープの結び方はかます結びにしました。(強度が高く、後で解き易い)
食器棚も同様にロープで固定しました。

 

食器棚側のアイプレートは短いビスで固定しているので、強度が不足する可能性があります。
食器棚は、念のために2箇所で壁と固定しました。

 

本棚も同様に壁と固定しました。

 

最後に

今回は、家具の地震対策の方法について紹介しました。

道具さえあれば、1箇所あたり1時間ほどで作業が出来ると思います。
まだ、地震対策を行っていない方はやってみてはいかがでしょうか?

この対策が役に立つ日が来ない方が良いですが、万が一の時には役に立ってくれる事を願うばかりです。

今回の材料

アイプレートは耐荷重30~50㎏くらいあれば良いです。
ただ、30㎏だと大きな棚は2箇所つけたほうが無難だと思います。

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