バイオマスターSW 4000XG メンテナンス

ショアジギング

現在メインで使用しているバイオマスターSW 4000XGは、使用後に毎回水洗いをしています。
その後、ラインローラーとハンドルのベアリング部のみにオイルを吹き付けて保護しています。

このようなメンテナンスのみで新品時から40回くらいは既に釣りに行っています。

ベアリング部の回転は問題無いが、リールを巻いている際にギアのコツコツ感を感じるようになってきたので、内部のグリスアップを行いました。

その手順を紹介します。

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分解手順&グリスアップ

グリスはアルテグラを以前メンテナンスしていた際に購入したSuper Lubeを使用しました。
このグリスは、自動車や自転車のギア部などの潤滑材として活用されていて、ラジコンなどの趣味用途にも使えるとHPに記載されています。もちろんベアリングにも使用して良いです。

 

① ハンドルを逆回転して取り外し、スプールも外します。

 

② 0.89㎜の六角レンチでシャフトについているイモネジを外すし、スペーサーなどを抜き取ります。

 

③ ローターを固定している六角ナットを外し、ローターを抜き取ります。
※六角ナットな逆ネジなので、緩める方向がいつもと逆であることに注意

 

④ 写真の3本のネジを外します。

 

⑤ 黒いゴム(ギザギザになっている部分)を取り外します。

 

⑥リール下部のメタリックカバーについているネジ2本を外し、メタリックカバーを外します。

 

⑦ ボディを左右から固定しているネジ2本を外します。
※ねじ止めが使われていて結構堅いのでネジがなめないよう注意。

 

⑧ ボディ上部のネジ2本をはずします。

 

⑨ パカッとボディーを2つに割ります。

 

⑩ ギアの噛み合い部分にグリスを塗ります。
本来ならギアを分解して、パーツクリーナーなどを使って古いグリスを綺麗にしてから新しいグリスを塗るべきです。
ただ、そこまで汚れていないのでギアのかみ合わせ部へのグリス追加のみを行いました。

 

⑪ 逆の手順で組み立てます。

⑫ ゆっくり回して、グリスをなじませます。

⑬ 完成

 

最後に

メンテナンス前は空回し時点でも若干のコツコツ感があったが、それが解消されました。

また、メンテナンス前はジグがテーリングした場合などの負荷がかかった状態でコツコツ感が大きかったのですが、それも解消することが出来ました。

分解はそこまで難しくないので、皆さんもマイリールのメンテナンスに挑戦してみてはいかがでしょうか。
リールが生き返りますよ。

メンテナンスに必要な道具

このグリスはホームセンターや自転車屋には置いていない場合が多いです。

私は0.89mm六角レンチを購入しましたが、小さいので失くしそうです。
ドライバータイプがあればそちらが良いと思います。

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