ラインの高切れやエアノットでラインを切断することでラインが足りなくなり、釣りを途中で断念せざるを得なくなる時があります。
一人で釣りに行っているときなら泣く泣く帰れば良いが、仲間と行っている時に帰れずに暇を持て余してしまいます。
せっかくの釣りを楽しみきるための保険として、替えスプールとPEラインとを購入しました。
ラインの巻き替えを行ったので、その方法を紹介します。
巻き替え方
大まかな手順は、「下巻を巻いてからメインラインを巻く」です。
下巻を巻く理由は、スプールの底上げ(下駄をはかせる?)することによって、価格の高いメインラインを不必要に長くする必要がなくなるからです。
例えば、今回の場合ではスプールのキャパが500m@PE1号であるのに対して、購入したメインラインの長さが200mです。
普通に巻くとメインラインが足りません。その分を下巻きでカバーしておきます。
下巻の長さ
まず、下巻の長さを計算する必要があります。
バイオマスターSW4000のHPを見ると、ラインキャパはPE1号:500m PE2号:210mとの記載があります。
購入したスーパージグマン1号は200mなので、スプールの40%(200m ÷ 500m)は、メインライン用に残しておく必要があります。
そこで、下巻は120m(210m × 60%)巻く事にしましたた。
使い古しの激安PEラインは10m毎に着色されているため、12色分の下巻を巻けば良い事になります。
下巻の巻き方
まず、下巻用の激安PEラインをスプールに2周巻きつけてユニノットで固定します。
次に濡れタオルでPEラインをサンドイッチしてロッドに固定します。
今回はタオルをゴムで縛って、巻き取る際にテンションが掛かるようにしました。
手でタオルを持ってテンションを掛けても良いが、手がつりそうになったりするので、何かしらの手段でタオルを固定すると良いと思います。
後は、ラインの巻いてあるスプールに棒(ペン等)を刺して、足の指で固定してスプールが自由に回転しない程度に固定します。
※スプールがあまりに自由に回る場合には、リールの巻き取りを停止した際にラインが絡まる場合があるので注意が必要です。適度にブレーキをかける必要があります。
後は、12色分(120m分)のラインを巻いて下巻は完了です。
下巻はタオルの固定部よりも長い部分でカットします。
メインラインの巻き取り
下巻がナイロンだと、FGノット等で下巻とメインラインを直結すればよいです。
しかし、今回は下巻がPEラインなので、ナイロンラインを用いてPEライン同士を結束する必要があります。
下の写真は、左側が下巻とナイロンラインのFGノット部分
右側がナイロンラインとメインラインのFGノット部分 です。
後は下巻の時と同様に、ひたすらリールを巻いて完了です。
最後に
巻き替えに購入したのはこちらのアイテムです。
今回巻き替えを行ったのは、左側のスプールです。糸巻量もちょうど良かったことになります。
強いて言えば、あと10mくらい長めに下巻を巻いても良かったかもしれないですね。
今後は替えスプールという保険を持って釣りに行けるはずです。
しばらくは、今回の1号ラインを使ってみようと思います。
※後日記 ラインが細いと飛距離は出やすいが、飛距離がばらつく事が分かりました。
スペアスプールのライン太さは迷いますね。
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