正月休みに熊本県で地震が起こりニュースが流れました。
そのニュースを見て息子が「クマモトは地震が起こるの?」と聞いてきました。
その時に「熊本がどこか?」や「日本はどこか?」をうまく説明できなかったので、地図を買ってみる事にしました。
熊本の説明だけなら日本地図があれば良いのですが、
今回はある狙いがあって3つの地図を購入して壁に貼ってみました。
自分で貼るだけで出来る超簡単DIYです。
ほかの家庭でも知育として役に立つかもしれない、と思ったので紹介します。
3つの理由
購入した3つの地図をまず紹介します。
1つ目は日本地図、2つ目は世界地図、3つ目は宇宙地図(太陽系の図)です。
日本地図と世界地図はセットで使われている方もいるかもしれませんが、宇宙もセットで使っている方は少ないのではないのでしょうか?
そこで、私が地図を3つにした理由を説明します。
3つの地図を購入した狙いは?
いきなりですが、「3」という数字はマジックナンバーと言われているのをご存知でしょうか?
「3」という数字は安心感や安定感もたらすと言われています。
例えば、
プレゼンなどで内容を3つの要素に分解すると理解されやすい説明が出来るといわれています。
また、
カメラなどの三脚は、3本の脚があるので地面に対して安定して立っている事が出来ます。仮に2本の脚しかなければ前後に倒れますし、1本だったら前後左右どちらの方向にでも倒れてしまいます。
3本の脚はお互いに倒れたい方向が異なるため倒れる事が出来ず、結果的に安定します。
日本語においても、
「三つ巴」「三すくみ」「三角関係」など3つ対象の相互関係に関する言葉が多い事ですし、「三位一体」「三種の神器」「三人寄れば文殊の知恵」といった言葉がある事からも、「3」という数字には補完・対立しあう事による魅力や安定感を本能的に感じてきたのかもしれません。
では、3つの地図を購入した狙いは何だと思いますか?
それは、日本地図と世界地図の相互関係だけでなく、世界地図と宇宙地図の相互関係、日本地図と宇宙地図の相互関係を考えるきっかけを与える事です。
地図によって大・中・小の3つの世界の相互関係を教える中で、
「太陽系よりももっと大きな世界があるのでは無いか?」
「熊本県よりももっと小さな世界があるのではないか?」
といった好奇心を持ってくれる事を期待しています。
今はまだ分からないけれども、大きくなった時には、
「直面する物事の外側や内側にある”何か”を意識して探るクセを身につけていてほしい。」
あえて難しい言葉を使うと、
「ある事例をもとに抽象化していく能力、ある事例を具体的に掘り下げていく能力の双方を高めていってほしい。」
そんな風に思って、3つの地図を購入する事にしました。
壁への貼り付け
3つの地図を壁に貼り付けてみました。
結構大きいです。3つ貼った壁の面積は、縦1250mm×横1800mm くらいです。
日本地図と世界地図はコーティングされているため、ホワイトボードマーカーで書いたり消したり出来るので非常に便利です。
壁に貼り付けるために使用したのは、「ワッポン」という「貼る画びょう」です。
地図にも壁にも穴を空けずに固定することが出来ます。
ポスターを貼るのに適しているようです。
拡大写真はこんな感じです。
〇や◇の形をしたシールになっています。
最後に
地図を貼ってみて、息子に「クマモトがニホンにある事」「ニホンというのはセカイ(チキュウ)の中にある事」「チキュウはウチュウの中にある事」を説明してみました。
が・・・
電車が好きなため、自分の住んでいる場所や熊本はなんとなく理解していそうですが、日本や宇宙といった概念はまだうまく理解は出来ていないようです。
興味を持った時にすぐに教えられる環境は整ったので、そのタイミングをしばらく待ってみます。
息子には五感で知覚できる(見えている/聞こえている/匂っている/味わっている/触れている)世界よりも大きな世界/小さな世界がある事を、少しずつでも感じていってほしいと思っています。
日本地図を部屋に貼ろうか迷っている方は、
思い切って3つの地図を張ってみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、良い学びの場を提供できるかもしれません。
今回購入した地図など
余談
もう何年も前の事ですが、
「3の倍数の数字を数えるときだけアホの顔になる」芸人さんがいました。
やはり1でも2でも4でもなく、「3」の倍数なんですよね。
頭の中で想像してみると、1の倍数だと変化が無く、2の倍数だと多すぎ、4の倍数以上だと少なすぎる。。。
改めて考えてみて、「バランス良く作っているなー」と感心してしまいました。
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