料理のレパートリーが増えると新しい道具がほしくなります。
そして料理道具はキッチンの広さに関係なく増えていきます。
するとどうなると思いますか?
置き場に困ります。洗い場でも困ります。
私の家でもそんな状況になっていましたが、解決策として我が家では便利なキッチンポール(ハンガー?)を取り付けています。
これから取り付ける方の参考になれば、と思い手順をまとめてみました。
ポールの選択
ポールはKAWAJUNのハンガーポールを選択しました。
選択した理由は設置後の見た目がきれいである事、ただそれだけです。
その代わり、若干お値段が高めです。
ハンガーポールを、キッチンの吊戸棚の下とガスコンロの上の2箇所に付けるため、2種類の長さのポール(1800mmと1200mm)を購入しました。
取り付け
ポールの長さ調整(切断)
我が家のキッチンサイズから、ポールを次のサイズにカットしました。
キッチンの吊戸棚用:1500mm (もともと1800mmのポール)
コンロの上用:880mm (もともと1200mmのポール)
すでに取り付けをしてしまっており写真を残していないため、
残っていた端材を使って切断方法を説明します。
下の写真のように切断したい箇所にパイプカッターの刃を当てます。
※写真は実物とは異なります。青いテープも不要なものです。
①刃がパイプに軽く突き当たるまで黒いノブを回します。
②刃が当たっている状態でパイプカッターを回転させると、刃がパイプを傷つけます。
③パイプが削れ、パイプカッターを回転させる際の抵抗が軽くなってきます。
④さらに黒いノブを回して刃をパイプに食い込まます。
⑤ ②~④を繰り返すとパイプを切断できます。
切断後のパイプの断面(特にパイプ内側)にはバリがあり危険なため、バリを除去します。
パイプカッターに付属のバリ取り刃を使って、バリを削り取っていきます。
取り付け
取り付けについても写真が残っていないため、完成写真を交えながら説明します。
吊戸棚の下のポール
下の写真が吊戸棚の下のポールです。
1500mmのポールが、3個のブラケットによって吊り下げられています。
まず、吊戸棚の内側からブラケットを固定するボルトを通すために、ドリルで3箇所の穴をあけました。
ポールに吊り下げられた鍋が洗い物の際に邪魔にならず、且つ滴る水がなるべくシンク内に落ちるような位置関係にしました。
我が家のキッチンの大きさだと、吊戸棚からの入り口から130mmの位置に穴を空けました。
※すでに固定用のボルトが入っています。
最後にポールをブラケットに通して、ポールが回転しないように固定して完成です。
実際に使ってみてもばっちりな位置関係で、洗い物の際に邪魔にならず鍋やお玉などを一時的に水切りするのに役立ちます。
こちらのポールはセットで購入したので、綺麗なS字フックもついています。
我が家では赤ちゃん用のエプロンを乾燥させる際にも大活躍しました。
S字フックに引っかける事でエプロン部分が開いて乾きが早く、水が垂れてもシンクの中に落ちるのでキッチンを清潔に保てます。
ガスコンロの上のポール
下の写真がガスコンロの上のポールです。
880mmのポールが、2個のブラケットによって吊り下げられています。
こちらの場合はブラケットをビスで固定しました。
キッチンパネルに穴を空けるので下地がある部分に固定できる方が良いです。
下地があるかどうかを確認するために、下地センサーを利用します。
下地センサーで下地があることを確認して、細いドリルで下穴を空けます
そこに固定用のビスでを打ち、ブラケットを固定しました。
最後にポールをブラケットに通して、ポールが回転しないように固定して完成です。
増えてきた鍋やフライパンの中でも特に多く使うスタメンを吊り下げておくと、わざわざ引出しから出し入れする手間も省けて便利です。
終わりに
以上、キッチンを便利にするキッチンポールの取り付け方法について紹介しました。
我が家では水切り・見せる収納として本当に活躍しているので取り付けて良かったと思います。
今回紹介した使い方は一例なので、また違った使い方もあるかもしれません。
便利な使い方を閃いた方は是非取り付けて、楽しい料理生活に役立ててほしいと思います。
今回使ったもの
今回購入したハンガーポールはこちらです。
1800mmはセットで購入し、1200mmはポールとブラケットとキャップを個別に購入しました。
パイプカッターも購入しました。
下地センサーは電線警告機能があると安心です。壁裏に重要な配線があると危険ですから。
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