我が家では自作のうんていで子供が遊んでいます。
室内にうんていがあると興味を引くらしく、子供の友達が遊びに来た時も活躍しています。
ただ、最近は子供や友達の年齢が上がってきて乱暴に扱われる事も多くなり、揺れが大きくなってきていました。
そこで、接合部の修理(金具の変更)を行いました。
これからうんていを作る方には、次に紹介する金具の選定と取り付け方が参考になるのでは?
と思い、まとめてみました。
修理
私が自作したうんていは、木材と木材を金具で接合していました。
全体像はこんな見た目です。
そして、接合部をアップで撮影したものが下の写真です。
写真の右側の方に隙間があり、うんていを揺らすとギシギシ音がします。
元々はこんなに隙間はなかったので、金具の選定や金具の取り付け位置に改善の余地があるということです。
新しい金具について
そこで、次のような金具に付け替える事にしました。
1種類はユニクロプレート(細い板金)で、もう1種類はシンプソンのリジットタイ RTA12です。
リジットタイは、ツーバイフォー(2×4)の木材で使える便利な金具です。
従来つけていた金具の取り外し
まず、もともとつけていた金具を取り外しました。
木ねじで止めているだけなので、電動ドライバーで一本ずつ外していきます。
新しい金具の取り付け
次に新しい金具を取り付けていきます。
リジットタイの固定には、座面が平らなトラスタッピングを使用しました。
木ねじだと座面が円錐状になっているため、ねじの頭が飛び出てしまいます。
※私は、ねじ径が4mmのものを使いましたがリジットタイのネジ穴に対してギリギリの太さになりました。ねじ径は3.5mmか3.0mmのトラスタッピング、バインドお勧めだと思います。
次に細い板金を取り付けていきます。
細い板金は、3.3mm径の細軸コーススレッドで取り付けました。3.8mmのものだとネジ頭が板金の凹部に収まりきらないため危険と判断し、3.3mmを選択しました。
もし、トラスタッピングやバインドタッピングのM4×50くらいのものが用意出来ればそちらでも良いと思います。
完成
4か所の接合部すべての金具を取り換え、うんていの修理が完了しました。
接合部はリジットタイと板金でしっかりと固定されています。
従来は揺らすとギシギシ音がしていましたが、今回の固定方法はとても丈夫です。
私がぶら下がって揺らそうとしても、音もなりません。
最後に
以上、うんていの接合部の修理(金具変更)の方法について説明しました。
私の場合は、すでに作っていたうんていを修理しましたが、これから作る方はリジットタイと板金で固定する方法をお勧めしたいと思います。
参考にしていただければ幸いです。
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